NOTEです。
今回は、みつろう軟膏の作りかたをご紹介します。
必要な材料は
- みつろう
- スイートアーモンドオイル
- 容器
の3つです。

みつろうは、ミツバチが巣を作るときに作りだす分泌物で、抗菌作用があります。
また、植物油を固めてくれるため、軟膏やクリームの材料としてよく使われます。
みつろうの量を変えると固さも変わり、リップクリーム、ハンドクリーム、ボディクリーム、ヘアワックスなどを作ることができます。
今回作る軟膏の目的は
「45分泳いだ後の保湿」
です。
アラフォーになると、45分泳ぐだけで体中の油分がプールに持っていかれてパサパサになってしまうんです。
2週間前から泳ぎ始めて2日目にそのことに気が付いて、応急処置で生活の木のスイートアーモンドオイル25mlを持って行ってたんですが、アラフォーだとクロールを45分しただけで手先がおぼつかなくなって、オイルがダバっと出てしまって、もったいないのでいろんなところに塗り込むと、過剰にテカテカしてしまうんです。
さすがにどうにかしなければと考えて、固形にすれば、ダバっと出ることがなくなるのでみつろうをスイートアーモンドオイルに入れてみつろう軟膏を作ることにしました。
みつろうは、採取時は板状ですが、粒状に加工してあるものが、重さを簡単に量ることができて便利です。
みつろうには、黄色い未精製みつろうと、白い精製みつろうの2種類があります。
未精製のみつろうから、色とニオイを取り除いたものが精製みつろうです。
色付けしたり、精油の香りを存分に楽しみたい時は精製みつろうを使いましょう。
あと、みつろうアレルギーの人は精製みつろうの方がおすすめ説もありますが、このあたりはご自身で判断してください。
さて、今回はボディクリーム用なので、少しやわらかめのみつろうクリームを作ることにしました。
精油は疲労物質を取り去ってくれるサイプレスを入れます。
分量は
- みつろう 5g
- スイートアーモンドオイル 25g
- サイプレス 5滴
です。
みつろう1 スイートアーモンドオイル5 精油1 の割合で覚えておくと、必要な量が計算できていいですね。
季節によって同じ量でも固さが変わるので、微調整するといいでしょう。
(私は面倒くさがりなのでしてません、すみません)
スイートアーモンドオイルは愛用している植物油で、保湿作用の他に抗炎症作用と皮膚柔軟化作用があります。
そのため、蚊に刺された時に塗るとかゆみがおさまるので今の季節に欠かせません。
あとは、こちらがメインですが、入浴後の顔以外の身体の保湿に使っています。
以前は入浴後の保湿オイルは顔だけだったんですが、一ヶ月くらいまえから全身に塗っていて、その理由は、たまたま叶姉妹のブログを読んでいたら、お肌がツヤツヤで、その理由を予想した結果、たぶんオイルやクリームで全身を保湿しているのだろう、あんな美魔女姉妹が全身オイルで塗って皮膚を保湿する必要があるのなら、凡人の私なんかがオイル無しでキレイな肌を保てるわけがないと思ったからです。
ですから今は、顔はローズヒップオイル 身体はスイートアーモンドオイルです。
塗り始めたときはあまりのカサカサぶりに驚愕しましたが、一ヶ月続けると、かなり肌がしっとり、そしてモチモチしてきました。
叶姉妹に感謝です。
さて、実際の作り方ですが、それはもうすごく簡単です。
材料を買い揃えた時点で85%出来上がっています。
今回はこんな感じでオイルウォーマーでおしゃれな感じを演出して作っていますが

いちばん簡単なのは、ガラス容器に材料を全て入れて湯せんする方法です。
どんな方法でもいいのですが、湯せんして、溶かします。
ここで、重要なチェックポイントがあります。
みつろうが溶けたら、しばらくかきまぜること!
みつろうは65度で溶けるのですが、ここでかきまぜないと、なんと固まって出来上がって、いざ使ってみると、みつろうが粒に戻っていて肌の上でとっても塗りにくい状態になります。
私はこれを
『みつろうの逆襲』
と呼んでとても恐れています。
恐れているくせに、久しぶりに作ったらすっかり忘れてみつろうに逆襲されています。
しっかりまぜたら、容器に入れます。

みつろうとスイートアーモンドオイルは、しばらく経ったら、温度が下がって固まってきます。

精油を入れる場合は、ここで入れましょう。

その後、気長に混ぜ続けると、やわらかいクリーム状のみつろう軟膏が出来上がります。

スイートアーモンドオイルだけよりも、保湿効果が高いみつろう軟膏が出来上がりました。

作ったみつろう軟膏は、2か月以内に使い切りましょう。
2か月以内でも、ニオイが変わってきたり、塗ってお肌に刺激を感じる場合は処分してください。
みつろう軟膏で、ツヤツヤしっとりたまご肌、目指しましょう!

Thank you for reading.
NOTE