NOTEです。
NOTEのメディカルアロマの資格講座『ナード・アロマアドバイザー養成講座』は、看護師に人気の講座です。
講座の合い間や、お買い物の際にお仕事のことをお伺いすると、仕事のハードさに驚かされ、改めて尊敬します。
私は、身体が比較的丈夫で病院に行くという経験が少なく、病院に行っても看護師さんとの触れ合い的なものがほとんどなかったため、なぜか『看護師さんってこわい』というイメージをずっと持っていました。
しかし、アロマテラピーの仕事を始めて、アロマテラピーを通して看護師さんとお話すると、とうぜんですが全然こわくありませんし、とにかく頭の回転が早いので、話していても面白いことが判明。
看護師さんと、看護師トークやアロマトーク、世間話をするのが楽しくてたまりません。
看護師さんがNOTEにいらっしゃるのは、アロマテラピーの香りの癒しを求めて、という理由もありますが、
- 薬以外で心身をケアする方法
を探しているからです。
病院で働いていると、薬の効果も理解しているのですが、処方される薬の種類の多さに
「そこまで必要かな?」
と思い、アロマでのケアを考えられるそうです。
私は、アロマは感染症や心の病気の予防、薬を飲むまでもないけどツラい症状、何を使ったらいいかわからないときに効果的だと考えています。
具体的には
- 風邪やインフルエンザの予防
- 風邪やインフルエンザの症状改善
- 精神的ショック
- ストレス
- 不眠
など。
私は看護師ではありませんが、話をお伺いして、看護師さんはこんな症状で悩んでいらっしゃるというのがわかってきました。
- 人間関係のストレス
- 夜勤・準夜勤による不眠
- 風邪やインフルエンザの予防
それぞれにおすすめのアロマを紹介します。
人間関係のストレス
どんなところでも、人間関係によるストレスは発生しますが、女性が多い職場は特にストレスが多くなりがちです。
ストレスを感じたときに、好きな精油の香りを嗅ぐという方法がおすすめです。
精油に迷う場合は、リラックスや鎮静効果がある、真正ラベンダーやオレンジ・スイート。
神経がピリピリしているなと感じた場合は、マジョラムをブレンドしましょう。
夜勤・準夜勤による不眠
「定年退職するまで、ぐっすり眠れた気がしなかった」
という元看護師もいらっしゃるほど、不眠に悩んでいる看護師のかたは多いです。
時間通りに起きることができないかも、と思ってしまって眠りが浅くなるそう。
寝過ごしてしまって寝坊、というのは、新人のうちは1度は経験するそうなのですが、2度や3度と重なるにつれて、周りの目がどんどん厳しくなる、そして自分は寝坊してなくてもそういう人を厳しく見てしまう、結果、自分も寝過ごさないようにと思い眠りが浅くなる、というループにはまっているかたも。
そんな場合は、寝る前に『誘眠作用』がある精油を入れたアロマブレンドオイルをみぞおちに塗ってベッドに入るといいでしょう。
イランイランやラヴィンツァラ、ベルガモット、マンダリン、レモングラスなど。
みぞおちから香りがたちのぼり、心地よい香りのなか、ぐっすり眠ることができます。
目覚まし時計をセットするのを忘れずに!
風邪やインフルエンザの予防
インフルエンザの予防接種を義務付けられている病院が多く、予防接種は受けているのですが、インフルエンザの型が違ったときの感染予防でアロマを活用したいという場合。
『抗ウイルス作用』『免疫刺激作用』がある精油がおすすめです。
強いものとしては、『フェノール類』『芳香族アルデヒド類』のオレガノやクローブ、シナモン・カッシアなどがあるのですが、香りが個性的であったり、刺激が強すぎるという弱点があります。
マスクスプレーや、みぞおちなどに塗って日々使うものとしては、刺激が少ない『酸化物類』『モノテルペンアルコール類』の精油がおすすめです。
特に、『酸化物類』の『1.8シネオール』を含む精油は、抗カタル作用や去痰作用があり、鼻詰まりや痰を緩和させるため、ちょっと風邪ひいたかな、というときにも使うことができます。
ラヴィンツァラやユーカリ・ラディアタ、ローズマリー・シネオールなど。
芳香で室内を清浄したり、植物油や無水エタノールを混ぜてブレンドオイル・スプレーとして使うといいですね。
今考えると、以前、『看護師さんがこわい』と思っていたのは、一生懸命、ミスをしないように神経を張ってキビキビお仕事されてる姿がそう思えたのかもしれません。
お仕事で張りつめた神経を、アロマでほぐしてみませんか。
お読みいただき、ありがとうございました。