ヘリクリサムのβ‐ジオンの量が違いすぎてビックリ!成分分析表で再確認。

NOTEです。

『驚異的に打撲に効果的』と言われている精油があります。

NOTEにいらっしゃっているあなたなら、わかるはず!

『ヘリクリサム』です!

ヘリクリサムは、キク科の植物『Helichrysum italicum ssp.serotinum 』で、花と茎葉から採られる精油に含まれる『β‐ジオン(イタリジオン)』には、『血腫抑制作用』『血液流動促進作用』があります。

β‐ジオンは、ヘリクリサム特有の芳香分子で、打撲や青あざの解消に驚異的な効果があることが知られています。

また、β‐ジオンは『ケトン類』に分類されるのですが、ケトン類には瘢痕形成作用があり、傷を早く治してくれます。

一般的に、ケトン類には神経毒性があるため使用に注意が必要なのですが、ケトン類には神経毒性が強いものと弱いものがあり、β‐ジオンは弱いほうに分類されるため、お子様や妊娠中の方・ご高齢者の打撲にも使われ、また、ヨーロッパではヘリクリサムを化粧品に配合するブームが来ているようで、ロクシタンからもヘリクリサム配合の化粧品が発売されていました。

ヘリクリサム精油をお店であまり見かけないのは、一般的にヘリクリサムは『イモーテル』という名前で販売されていることが多いからで、生活の木も、ヘリクリサムではなく、イモーテルという名称で販売されています。

イモーテルは、『永遠』を意味しており、アンチエイジングケアの名前にもピッタリで言葉の響きも素敵で、これからも化粧品に配合されることが多くなりそうです。

そんなヘリクリサムの話題をどうして本日出したかというと、県外から、毎月NOTEにきてただいている、常連のお客さまが、

「これ見て~!」

と、3枚の成分分析表を見せてくれたから。

写真を撮るのを忘れてしまったのですが、お客様が見せてくださったのは、今までお買い上げいただいた3本のヘリクリサムの成分分析表でした。

お客様が気付かれたのは、『モノテルペン炭化水素類』と、『エステル類』が、最初の1本と、残りの2本では10%以上違っていたこと。

最初の1本に比べて、あとの2本はモノテルペン炭化水素類が減って、エステル類が増えていました。

これは、打撲に使うにはエステル類の鎮痙攣作用や鎮痛作用の効果がアップしていて良いのですが、青あざだとうっ滞とか、うっ血除去作用に効果的なモノテルペン炭化水素類が減っていますね、と話していて、こんなに成分が変わっていても、基準内だったらいいんでしょうねっていう話になりました。

いつもなら、そうですね~で終わりますが、ヘリクリサムは、違うんです!

ヘリクリサムは、他の精油とは違って、いちばんの特徴成分が、β‐ジオンで、ヘリクリサムでも、β‐ジオンを含んでいないものも多いため、β‐ジオンが一定量入っていたら、他の成分は正直、どうでもいいんです。

ということで、β‐ジオンの欄を見ると、最初の1本は3%弱、あとの2本は6%弱入っていました。

ちなみに、NOTEでいま小分けしているヘリクリサムは・・・?

表の左の中央から少し下に、『5.56』と書いてあります。

ということは、お客様がいちばん最初に購入されたヘリクリサムより、最近購入されたヘリクリサムや、今お店に小分けで置いているヘリクリサムのほうが、β‐ジオンが倍近く入っているということで…

血腫抑制作用や、血液流動促進作用が二倍で、打撲や青あざにも2倍効果が期待できるということ!

じゃあ、上限はどれくらい含まれているものなのかと、ケモタイプ精油事典をチェックしました。

すると、上限は10%!

この世の中のどこかに、10%のβ‐ジオンを含むヘリクリサム精油があるかもしれない!

もし見つけたら、買い占めよう。

精油には数百種類の芳香成分が入っていますが、それぞれの精油の有効または特徴的な芳香成分が多いほど、良質といえます。

逆に、禁忌事項の対象の芳香成分が多いと、使用にいつも以上に気を遣わないといけません。

先日のナード・アロマテラピーセミナーでは、『カンファー』の使用量についての話がありました。

カンファーはケトン類で神経毒性の禁忌がありますが、とても使える芳香分子です。

しかしカンファーが含まれるローズマリーは環境に応じておおきくカンファーの含有量を変えるため、ローズマリー精油は使用の際に成分分析表をチェックしたほうがいいでしょう。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

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