NOTEです。
ただいま、アロマテラピー検定1級対策中です。
今回は、安全な精油の使い方と、アロマテラピーに関する法律について。
安全な精油の使い方
精油を使う際に
- 原液を皮膚につけない。
- 精油を飲用しない。
- 精油を目に入れない。
- 火気に注意する。
- 子供やペットの手の届かない場所に保管する。
もし精油の原液が皮膚についた場合は、大量の流水で洗い流します。
飲んでしまった場合で口の中に精油が残っている場合はは大量の水で口をすすぎますが、子供が誤飲した場合は、吐かせずすぐに医師の診察を受けましょう。
目に入った場合は、大量の水で洗い流した後、こすらずに医師の診察を受けましょう。
精油を使うのに注意が必要な人
- 病気の人
- お年寄り・既往歴がある人
- 妊娠中の人
- 子供
- 皮膚の弱い人
医師による治療を受けている場合や、薬を服用中の場合は医療機関に相談しましょう。
お年寄りや既往歴のある人は、半量から試しましょう。
妊娠中は芳香浴以外の使用法は避け、トリートメントを受ける場合は医師等に相談します。
3歳未満の子供には芳香浴以外の使用は避け、3歳以上の場合は精油の使用量は10分の1から始め、多くても2分の1にとどめます。
皮膚が弱い場合は、肌に塗布するものを使う場合は精油濃度に気をつけ、使用前にパッチテストを行います。
精油の保管方法
遮光性のガラス容器に入れて、キャップをしっかり閉めてビンを立てて、直射日光と多湿を避け、冷暗所に保管します。
保存期間は開封後1年以内ですが、柑橘系の精油は成分の変化が起こりやすいため香りを確認してから使用します。
使用に注意が必要な精油
- 光毒性・・・紫外線に反応して皮膚に炎症を起こす性質がある。
- 皮膚刺激・・・皮膚組織や末梢血管を刺激して炎症・紅斑・かゆみを生じさせる。
光毒性の注意が必要な精油
皮膚刺激の注意が必要な精油
精油の使用の目安
- 芳香浴法・・・1~5滴
- 全身浴法・・・1~5滴
- 部分浴法・・・1~3滴
- 吸入法・・・1~3滴
- ボディトリートメント・・・1%以下
- フェイシャルトリートメント・・・0.1~0.5%以下
- 手作り化粧品(ボディ)・・・1%以下
- 手作り化粧品(フェイシャル)・・・0.1~0.5%以下
アロマテラピーに関連する法律
- 医薬品医療機器等法
- 製造物責任法(PL法)
- 景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)
- 消防法
- あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律
- 医師法
- 獣医師法
1.医薬品医療機器等法
精油は『医薬品』『医薬部外品』『化粧品』のいずれにも該当しない『雑貨』であるため、効果・効能をうたって販売することはできず、行政の許可なく化粧品を製造・販売すると違反となります。
2.製造物責任法(PL法)
製造物の欠陥により生じた損害は製造業者や輸入業者に賠償責任を請求できます。
3.景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)
実際のものとはかけはなれた品質や価格を表示したり、過大な景品を提供することによって消費者の選択を妨げる行為を防ぎます。
4.消防法
火災の予防・危険物の貯蔵と取り扱いについて定めた法律です。
5.あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(あはき法)
免許のない人が医療類似行為を行うことは禁止されています。
6.医師法
医師以外のものが医業を行うことは禁止されています。
7.獣医師法
獣医師の免許制度と業務上の義務を規定した法律です。

お読みいただき、ありがとうございました。